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(2010-02-21の週報より)

「アテネの町で」

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この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神は、天地の主ですから手でこしらえた宮などにはお住みになりません。 (使徒17章24節)                    

 The God who made the world ang everything in  it  is  the Lorg of heaven and earth and does not live in temples built by hands.  (  Acts 17 ; 24 ) New InternationalVersion

 

一、偶像の町アテネへ(使徒17章1−18節)


 アテネは、古代ギリシャの中でも中心的な文化都市であり、哲学や宗教の中心 地でした。 シラスとテモテが追いつくのを待っている間、パウロは、町のあちこちにある偶像に憤りを感じ(そうしたものに頼らざるを得ない。人間の罪深 さ、愚かさ、弱さに憤りを感じ)、ユダヤ人をはじめその町の住人に対して福音を語りはじめました。
 パウロはいつものように『イエスと復活』を語 りましたが人々は『神々』のことを語っていると勘違いしました。この勘違いについて『イエス』と『復活(ギリシャ語「アナスタシス」)』という複数の神々 のことをパウロが語っているとアテネの人々が誤解した、と説明されることがあります。

ギリシャの人々にとっては、神が複数存在するのが当たり前だったのです。


二、パウロの宣教(使徒17章19ー31節)


 人々の関心を引いたパウロは、アレオパゴスに連れていかれました。『アレオパゴス』とは、アテネのアクロポリスの西にある丘で、そこでさまざまなことを審議するための評議会が開かれていました。パウロはその場で、自分の『神々』を紹介する機会を得たのです。
 パウロのこの場での弁明は、旧約聖書の背景をもたない外国人(つまり私たち自身)に、創造主にして救い主なる神をどのように伝えるか、というテーマに関する、教科書のような模範的説教です。

  パウロは、自分自身の憤りを抑え、礼儀正しく、人々の熱心な宗教心自体を評価することから始めます。それでもなお満たされることのない人々の宗教的な飢え 乾きに気づかせます。人に仕えさせる必要はなく、逆に人をさまざまな恵みをもって支え、御自身をあかししておられる、生ける唯一の創造主を伝えます。その 神を知らない人間の罪に気づかせ、神がお遣わし下さった唯一の救い主イエスの贖いと復活を語ります………。


三、宣教の結果(使徒17章32ー34節)

 パウロの話が復活まで進んだ時、人々は自分たちの誤解に気づく。「復活 (アナスタンス)」とは女神の名前ではありませんでした。人がよみがえったという話は、彼らにとっては非科学的・迷信的な話でした。人々は、パウロの話を聞き続ける関心を一気に失うのでした。

 人々にあざ笑われて、パウロの話は終ります。途中で打ち切られる形になったのか、最後まで話し終えていたのか、微妙です。しかし何人かの人々は確実に信仰に入りました。 アテネでの宣教は、決して無駄に終っていなかったのです。

聖書箇所:登録なし
福音書の主な出来事:該当なし



 

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