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(2018-12-09の週報より)

「ザカリやへの御告げ」

  

ザカリヤへの御告げ                 
    救い主誕生のために、神は備えられた。
聖句  主の御手が 彼とともにあったからである。       (ルカ1章66b)
    聖書箇所=ルカ1章5−25、57−66)


一、ザカリヤへの御告げ(ルカ1章5−17)


 ユダヤの王がヘロデであった時、ザカリヤという祭司がいましたザカリヤとその妻エリサベツは、正しい敬虔な人たちでしたが、二人には子供がいませんでした。当時のユダヤの社会では、子供がいないことは、神から祝福を受けていないしるしとされ、とても恥ずかしいことでした。二人とも、若いころは、子供を与えてくださるよう神に熱心に祈りましたが、年を取った今ではすっかりあきらめ、肩身の狭い思いをしながら暮らしていました。
 そんなある日、香を焚く務めを果たしているザカリヤのところに、なんと天使が現れました。驚き、不安な思いでいるザカリヤに、天使は素晴らしい知らせを伝えました。それは、神が、夫婦が長年心から願ってやまなかった子供を与えてくださり,しかも、その子を『主のみ前にすぐれた者』にしてくださるというのです。その子供こそ、救い主イエスがお生まれになる前に、イスラエルの人々の心を整えるというとても大切な務めを果たした預言者ヨハネでした。イエスご自身、後にヨハネのことを、預言者の中で最も優れた人物であると言われたほどです (7章28)。それほどの人の両親として、神はザカリヤ夫婦を選ばれたのでした。


二、ザカリヤへのしるし(ルカ1章18−25)


 天使から、素晴らしい御告げを聞かされたザカリヤは、喜ぶどころか戸惑い、そのことばを疑い、そしてしるしを求めたのです。若い時から心からの祈りが今やっとかなえられたのに、それを喜び、感謝するより
も、まさかという思いのほうが先に立ってしまったのです。ザカリヤは、時がたつにつれ、結局は取るに足らない自分の祈りなどには神は耳を傾けてくださらないのだと結論づけ、あきらめてしまったのでしょう。
私たちも、そんなことはないでしょうか。神に熱心に祈っても、自分の期待していた時から少しでもこたえが遅れると『こんな祈りは聞かれないのだ』と性急に決めつけ、やがて、祈ったことすら忘れてしまうということはないでしょうか。いいえ、どんな、ささいな祈りでも、神はちゃんと聞いてくださいます。そして神にとって最善の時に、私たちの思いや期待をはるかに超えた素晴らしい方法で、その祈りにこたえてくださるのです。
 イエスは言われました。『祈って求めるものは何でも、すでに受けたと信じなさい』(マルコ11章24)神は、ザカリヤ夫婦の切なる祈りにいつも耳を傾けておられましたあ。そしてイエスの誕生の少し前に、その時を定めておられたのです。
 私たちも、神に祈るとき、人の側の限られた知識、条件にとらわれることなく、最善の時に最善の方法でその祈りが答えられることを信じましょう。
 さて、天使のことばを疑ったザカリヤは、エリサベツに与えられた子供が生まれるまで、耳も聞こえず、しゃべることもできないようにされました。


三、ザカリヤへの導き(ルカ1章57−66)


 やがてエリサベツは、天使のことばどうり男の子を産みました。ザカリヤは、その子の名前を書き板に記した途端に再び口を開くことができるようになり、神を賛美し始めたのでみんなは驚いてしまいました。
 その子ヨハネはやがて成長し、人々がイエスのおことばに耳を傾け従うことができるよう、神のことばを一生懸命説きました。このように、救い主の誕生の前に、神はヨハネをこの世に送り、ご計画のために備えられたのでした。
(祈りましょう)

 
 

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