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(2020-05-10の週報より)

「同胞の苦しみを見て怒るモーセ」

  


主題=同胞のの苦しみを見て怒るモーセ。                

   ミデアンに逃れる

聖句=怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。

                                      (エペソ4章26節)

聖書箇所=出エジプト=2章11ー25節

*最近、何かムカついたことがありますか。日々の生活で誰かに傷つけられたり、嫌な思いをさせられることがあるかも知れません。しかし、たとえ相手に仕返ししても、それで心はすっきりしないでしょう。復讐してから後悔するより、怒りを治めてから冷静に対応するほうが、もっと賢明です。『そんなことはできない』と思うかも知れませんが、神はあなたにそうできる力を与えてくださるのです。

一、モーセの大失敗

 エジプトの王パロの娘の子として育ったモーセはエジプトの王宮で暮らしていましたが自分が本当はイスラエル人であるということを知っていました。モーセが40歳になつた頃、自分と同じイスラエル人がエジプト人に虐待されているのを目にしました。我慢ができなくなったモーセは、辺りを見渡して誰もいないことを確かめると、そのエジプト人を打ち殺し、遺体を砂の中に隠しました。次の日、二人のイスラエル人同士が争っているのを見たモーセは、仲裁に入りました。しかしモーセはここで、自分が同胞に受け入れていないことを知ります。14節を読みましょう。
なんと、前の日の殺人がもう知られていました。
 やがてこのことはパロの耳にも伝わり、モーセは最早エジプトにはいられなくなってしまいました。そこでモーセは、遠いミデヤンの地に逃げていきました。
モーセは自分でイスラエル人を助けなければならないと思っていましたが、神の時はまだ来ていなかったのです。同胞を何とかして助けたいという動機はよかったのですが、やり方に問題がありました。怒りに任せて人を殺してしまった罪は、神がモーセに対して持っておられた救いの計画とはかけ離れたものでした。神は、イスラエルの民を救い出すという壮大なご計画を実行するために、モーセにさらなる訓練の期間が必要だとお考えになりました。殺人の犯したモーセでさえも、神はなおあわれんで、ご自分のご計画のために用いようとしておられたのです。

二、訓練されるモーセ(16−22節)

ミデヤンの地に逃れたモーセは、そこで羊の群れに水を飲ませるのを邪魔された女性たちを助けます。このことをきっかけにモーセは彼女たちの父親に気に入られ、一緒に住み、娘の一人と結婚して、神から男の子を授けられました。こうして、モーセを用いようとしておられた神は、彼に住む場所と羊飼いの仕事、妻や子供まで備えてくださいました。神のあわれみは何と大きいことでしょう。モーセはミデヤンの地で四十年過ごします。気が短くて怒りっぽかった彼は、羊と共に過ごす穏やかな生活の中で、忍耐力や柔和な心を身につけることができました。荒野で生活する知恵も身につけました。後に
指導者としてイスラエル人を率いてエジプトを脱出し、荒野を旅することになるモーセにとって、この40年は決して無駄ではなく、必要な訓練の期間だったのです。

三、労役に苦しむイスラエル人(2章23ー25節)

モーセがミデアンに来てから四十年ほどたちエジプトの王は死に、新しい王の時代になりました。しかしイスラエル人の労役は何も変わらず、イスラエル人は真の神に向かって叫び、助けを求めました。24節を読みましょう。『思い起こされた』とは、忘れていた約束を思い出したという意味ではありません。 昔、イスラエルの父祖たちと結ばれた契約(約束)にもう一度、目を留められたということです。神は人々の苦しみを見て深くあわれみ、救いのご計画をついに実行に写しはじめられました。

(祈りましょう)



 





 

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