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(2019-11-03の週報より)

「神にゆだねたダビデ」

  

主題 神の裁きにゆだねる。                
                 神にゆだねたダビデ

聖書箇所=Ⅰサムエル24・26章、
聖句=『悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい』(ローマ12・21)


一、エン・ゲデイの洞穴(Ⅰサムエル24章1−7、)


 イスラエルの英雄でありながらサウルに妬まれたダビデは、逃亡生活を続けます。日々命を狙われる危険を感じながら生活することは、どれほどダビデを苦しめたことでしょう。
 ある時、ダビデとその仲間たち(逃亡中にダビデのもとに来て仲間となった)がエン・ゲデイの洞穴に身を潜めていました。すると、三千人の精鋭を引き連れてダビデを探していたサウルが、用を足そうとその洞穴に入ってきたのです。ダビデの部下は、今こそサウルを討つべきだ、神が導いてくださったのだとダビデに言いました。それに応えるように、ダビデは立ち上がりました。ところが、ダビデはサウルに襲いかかるどころか、彼の上着の裾を切り取っただけでした。ダビデの部下たちは『それだけ』と思ったかも知れません。しかしダビデは、それだけでも胸を痛めました。なぜ。6節を読みましょう。主が王として選んだ方を、自分が勝手に王位から退けることはできない。それは主に逆らうことだからだ、というのです。ダビデは、サウルをお選びになった神を恐れ、自分で復讐することも、部下に手を下させることもせず、かえって部下を説き伏せました。このようなダビデの姿勢に、部下は何を教えられたでしょうか?


二、過ちを認めるサウル(24・8−22、)
 サウルが洞穴から出ていくと、ダビデは後ろからサウルを呼び、ひれ伏し、礼をしました。それは、
自分に敵意がないこと、サウルを王として認めていることを表すものでした。そして何より、切り取ったサウルの上着の裾がそのことを証明していました。10−12節を読みましょう。ダビデはサウルを殺すこともできたのに、自分はそうしなかったと訴えます。そして、サウルの不条理な仕打ちを主ご自身が正しくさばき、自分を救ってくださるようにと、すべてを神にゆだねました。
 サウルはダビデのことばに心を打たれ、泣きながら自分の非を認めました。ダビデの王位を認め子孫の安全を願うサウルに、ダビデはそのようにすると約束しました。ダビデは、サウルの悪に善をもって応えたのです。


三、ハキラの丘で(26章)
 ところが、 サウルのダビデに対する殺意は消えていませんでした。ダビデがハキラの丘にいると聞くと、サウルはダビデのもとに向かい、近くに陣営を張りました。そのことを知ったダビデは、部下のアビシャイと二人で、サウルのテントに忍び込みました。兵士たちも眠っていて、サウルを殺すには絶好の機会です。しかしここでも、ダビデはサウルに手を下さず、主にすべてをゆだねました。
(10−12節)ダビデはサウルの枕元にあった槍と水差しを持ち帰りました。
 12節に『主が彼らを深い眠りに陥らせた』とあるように、これらのことを導いておられたのは、主ご自身でした。主はダビデの正しく誠実な態度を通して、サウルを悔い改めに招いておられたのかも知れません。
 23ー24節を読みましょう。主は、一人一人の正しさと真実に報いてくださる方です。サウルに追われ、討ち取るチャンスを目の前にしながらも、主の主権に従ったダビデに倣う者となりましょう。
(祈りましょう)

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