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(2018-08-27の週報より)

「ローマへ」

  

      与えられた使命を最後まで全うする。
  『信仰の戦いを勇敢に戦い、永遠のいのちを獲得しなさい。あなたはこのために召され、また、多くの証人たちの前でりっぱな告白をしました。』(Ⅰテモテ6章12節)


聖書箇所  使徒27章、28章11−31節

一、ローマへの航海(27章1−26節)

第三回伝道旅行を終えてエルサレムに戻ったパウロを待っていたのは、彼に敵意を抱いている人々の激しい妨害と暴行でした。ローマ側の介入によって守られたパウロでしたが、ユダヤ人議会の指導者たちに告訴され、カイザルに上訴する道を選びました。かれはついにローマへと向かいます。宣教師としてではなく、囚人としてでしたが、神はそのような歩みをも豊かに用いてくださるのです。
 ほかの囚人と船で護送されることになったパウロには、アリスタルコとルカが同行しました。医者であったルカが同行したこと、また彼によってこの「使徒の働き」が記されたことに、不思議な主の導きを見ることができます。
 クレテ島の『よい港』と呼ばれる所に到着するまで本当に順調な旅でした。しかしそこで航海の判断が分かれます「断食の季節」(九月の終わりから十月)を過ぎ航海が危険な時季に入っていたので、パウロは港で冬を越すように提案しましたが、船長や船主は出発することを選びました。出帆した後、船はユーラクロンという暴風に襲われます。舵の取れなくなった船は海を漂うはめになりました。何日も続く嵐に、船員たちの失望は絶望に変わろうとしていました。その時、主に導かれたパウロが、船は失われても誰も 死ぬことはないとの主の約束を告げ、人々を励ましたのです。


二、主の約束のとおりに(27章27−44節) 


 漂流して二週間が過ぎた時、船は陸に近づきました。乗船者たちはパウロに励まされて、久しぶりに食事を取りました。船荷や船具などあらゆるものを失いましたが、命を支えてくださった神に心からの感謝をささげてから皆で頂いたのです。
 いよいよある入江に近ずきました。ところが船は、浅瀬に乗り上げて座礁してしまいます。兵士たちは囚人が逃げないように殺してしまおうと相談しました。しかし、責任者である百人隊長が、パウロを助けようとその計画をやめさせたのです。神の不思議な御業がここでも確認することができます。皆は、泳いだり、
板切れなどにつかまって、全員陸まで無事にたどり着きました。パウロに与えられた主の約束のとおりに、
だれ一人命を失うことはありませんでした。神はすべてのことを働かせて益とし、ご自分の栄光を表されるのです。


三、ついにローマへ(28章11−31節)


 彼らが到着したのは、マルタと呼ばれる島でした。そこで三ヶ月過ごし、パウロは島民にも主をあかししつつ冬を過ごしました。やがて一行は新しい船(アレキサンドリヤの船)でイタリヤに向かい、シラクサ、
レギオンを経由してボテオリに寄港しました。その港でパウロは、主のある兄弟たちと交わりをもつことができたのです。一週間を彼らと過ごし、陸路でローマへ向かいました。ローマに住む主の教会の兄弟たちが
迎えに来てくれました。パウロが『神に感謝し、勇気づけられた』と記されています。彼の働きは、このような兄弟たちの祈りによって支えられていたのです。
 ローマ市民権をもっていたパウロは、番兵つきで自分だけの家に住むことが許されました。裁判が終わるまで、彼は家を訪ねてくる多くの人を迎えて、大胆に神の国とイエス・キリストの福音を宣べ伝えました。
またこの場所でアジヤにある諸教会に励ましの手紙(エペソ、ピリピ、コロサイ人への手紙など)を書き、教会を力づけました。こうして主の教会は、迫害の中にあっても力強く前進していったのです。
(祈りましょう)

 

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