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(2017-09-03の週報より)

「祈りとは」

  

主題=祈りとは -- (第1サムエル 1 章1−29節) (ヨハネ17章)
『何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈りと願いとをささげ、あなたがたの求めるところをを神に申し上げるがよい。』(ピリピ4章6節b)

 サムエル記 第一 第二には、士師時代の終わりからダビデの晩年までの約百年(紀元前1075−975年頃)のイスラエルの歴史が書かれています。今日学ぼうとしているハンナは、祈りによって神からサムエルを頂きました。サムエルは、士師時代の終わりからダビデ王朝への門を開いていく、偉大な人物となっていきます。


一、ハンナの悲しみ(第1サムエル1章1ー8節)
 エルカナは心正しく信仰の厚い人でしたが、当時の習慣のように、二人の妻を持っていました。一人をペニンナ、一人をハンナと言います。神は、このような習慣を決して喜ばれてはいませんが、許しておられたようです。創造の初めから一夫一妻が神の御旨ですから、一夫多妻は多くの場合、様々苦痛の原因となっていました。それはエルカナにとっても同じでした。彼はハンナを心から愛していましたが、子どもが与えられませんでした。当時のヘブル人の女性にとって、うまずめであるとは大きな罪とされ,社会的にも肩身の狭い思いを強いられていました。エルカナのもう一人の妻ペニンナはハンナがうまずめであることでばかにし、事あるごとにハンナをいらだたせたようです。とくに、毎年宮に上って主を礼拝する時には、ハンナのうまずめとしての立場はたいへんつらいものでした。


二、ハンナの祈り(9ー15節
 心に深い悲しみを持ち、自分ではどうすることもできないもどかしさを覚えながら、ハンナは主に告白します。彼女の祈りは『万軍の主よ』と祈りを聞いておられる方への呼びかけで始まります。万軍の主、すなわち、あらゆる権力、物、天体の全てを支配され、全てのものの主であられる方に、自らの悩み事、願いを
注ぎ出すようにして語っているのです。
 彼女は、宗教的に定められた既製の祈りをいつもの習慣のように唱えていたのではありません。あたかも、目の前に祈りを聞く祈りを聞くお方がおられるかのように、自分の内にある願いや悩みを、激しくそして熱心に訴えたのです。また、彼女はただ祈っただけではありません。18節後半『彼女の顔は、もはや以前のようではなかった』という表現は、祈ったことのすべて神の委ね、神が祈りを聞いてくださったことを信じていたことを私たちに教えてくれています。


三、神の答え(17−20節)
 それまでハンナに与えられなかったことは、神のみわざでした(五節)。今、万軍の主なる神は、ハンナの熱心な、心からの祈りを聞き、その思いを知ってくださって、彼女に男の子を与えられたのです。

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