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愚かにならないで、主のみこころは何であるかを、よく悟りなさい。 (エペソ5章17節)
Therefore do not be foolish, but understand what the Lord's will is. (Ephcsians 5 : 17 )
礼拝メッセージMP3
一、双子の兄弟(創世記 25章19−28節)
リベカを妻に迎えたイサクは、彼女が不妊の女と知るとその胎が開かれることを祈りました。祈りがこたえられてリベカは身ごもり、双子を産みました。容貌も性格もまったく違う男の子で兄のエソウは猟を好む野の人に、弟のヤコブは天幕で過ごすことを好む穏やかな人に成長します。 父はエソウを愛し、母はヤコブを愛しました。そのためにさまざまなトラブルが起き、事件が展開することになります。 人間的策略の渦巻く中で、出産の前に主がリベカに『兄が弟に仕える』(23節)と言われた主のみこころが実現するのです。
二、長子の権利を軽視したエソウ(創世記 25章29−14節) イサクは長子として、父アブラハムの財産を相続しました。 一般に長子の権利とは、財産の継承において二倍の分け前を得ることですが(申命記21章17節)、この場合は、アブラハムの契約に由来する祝福のすべてを継承するという霊的価側面が重視されます。それを軽視してヤコブに売り渡したエソウの愚かさは、彼の霊的感受性の乏しさを示しています。エソウは、それを重んじることなく、一杯の煮豆と引き換えに、大切な長子の権利をヤコブに売り渡したのです。その際、ヤコブは売り渡す『誓い』までさせています(33節)ヤコブがそのようにした背景には、母リベカの日頃の教育と指導があったと思われます。 リベカは『兄は弟に仕える』という『主のみこころ』についてヤコブに語り聞かせていたでしょう。長子の権利の大切さをよく知っていたヤコブは、それを奪い取る機会ヤ方法をひそかに画策していたのではないでしょうか。
三、祝福をだまし取ったヤコブ(創世記 27章1−40節) 年老いて、視力の衰えたイサクは、家督の権利を譲るための祝福をエソウに与えることにしました。その前に、獲物を捕ってきて好物の料理を作り、それを食べさせてくれと命じました。それを知ったリベカは先回りしてイサクの好物の料理を作り、イサクをエソウのように変装させてから、すべてを指示してイサクのもとに行かせました。 イサクはヤコブをエソウと思って祝福しました。弟に祝福をだまし取られたことを知ると、エソウは地団駄を踏んで悔しがったが、すべては後の祭りでした。この件によってイサクも、リベカに示された『主のみこころ』を悟らされたのでした。しかし、人間的な策略を弄して実現させようとしたところにリベカとヤコブの間違いがあったのです。
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