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神は高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。 (ヤコブ4章6 "God opposes the proud but gives grace to the humble. ( James 4 : 6 ) 礼拝メッセージMP3
一、一致していた人間(創世記 11章1、2節) 大洪水の後、セム、ハム、ヤペテの子孫は増え広がっていきました。
『さて、全地は一つのことば、一つの話しことばであった。』これは直訳すると『一つの唇』であって、人間のことばの起源が同じであることを意味しており、また人間の思いが一致していたことをも強調しています。 ノアの子孫達であるセム、ハム、ヤペテの系図の中で、多くの民族とともに国語があったことが明らかにされています(創世10章20、31節)。それらの国語は、基本的には同一系統であり、互いに理解し会えたでしょう。その故に、ここで矛盾することなく、全地は一つのことば、一つの話しことばであったということができます。それらにも増して、彼らには、神のかたちにつくられた者、また神の祝福のうちに生きる者としての美しい一致がありました。 一致のあるところに交流があり、また協力も育っていきました。
二、神の逆らう人間(創世記11章3、4節) 一致と団結も、誤って行われると破壊的になります。彼らは言うようになった。 『さあ、われわれは町を建て、頂が天に届く塔を建て、名をあげよう。われわれが全地に散らされるといけないから』(4節)彼らは全地に散らされるのを恐れて団結しました。それはまた、名を揚げ、神のようになろうとすることでもありました。そこに、神に背いて罪を犯した人間の傲慢があり、高ぶりがありました。人間はそのような思いに基づいて、多くの都市と宗教をつくりだしたのです。 そのような人間がつくりだした都市は、秩序より混乱であり、また、人間がつくり出した多くの宗教は、世界に対立と混乱を満たしています。
三、神にさばかれた人間(創世記11章5−9節) 神は、人間のそのような姿を見て、彼らのことばを混乱させ、全地に散らされました。神のさばきによって、人間の世界には、一致の代わりに混乱が、団結の代わりに離散が生じたのです。 今日、人類は全世界に散在し、それぞれ異なった言語を話しています。ことばが違う民族が互いに理解し合うのは、本当に難しいことです。しかし、罪人である人間は、たとえ同じことばをしゃべっても、気持ちが通じない場合が少なくありません。それぞれが、自分流のことばでしゃべっているからです。 バベルの塔は、歴史的な事実であり、言語学的にも正しいだけではなく、すべての時代における人間の現実でもあります。ことばだけではなく心が通じない悲劇が、あらゆる時代に、すべての民族の間で繰り広げられています。 そこで、使徒パウロは、真実に一致するように勧め。キリストの模範を示します。
『キリストは、人としての性質をもって現れ、自分を卑しくし、死にまで従い、実に十字架の死まで従われたのです』(ピリピ2章1−11)を読みましょう。 神は、高ぶる者を忌み嫌って退けられ、へりくだる者に溢れるばかりの恵みをお授けになるのです。私たちもキリストの謙遜に倣って生きる者になりましょう。
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