|
ひとりの人によって罪が世界にはいり、罪によって死がはいり、こうして死が全世界に広がった。(ローマ5章12節) Therefore, just as sin entered the world through one man, and death through sin, and in this way death came to all men, because all sinned—(Romansu 5 : 12 )
一、人類最初の罪(創世記3章1−6節)
エバは、巧妙に仕組まれた罠に嵌ってしまいました。蛇は、エバの顔色をうかがいながら『神はほんとうに言われたのですか』と、まずエバの心にささやかな疑問を抱かせたのです。 エバの答えは、半分は正しかったが自分流の解釈と余分の言葉を付け加えることによって、神の真意から外れたものとなってしまいました。『 死ぬといけないから』 蛇が、素早くその隙を突いて『決して死にません』とまったく反対の言葉でとどめを刺しました。 蛇はエバを、疑惑から不信へと誘い、さらに『神のようになる』という魅力的な言葉でそそのかして、彼女の虚栄心を刺激することによって罪を犯させたのです。 今日においてもサタンは神に挑戦をし続けています。魅力的、かつ巧妙に人に近づいて神に背を向けさせようとするのです。神のみことばへの不従順は重大な罪です。 この時から、罪が人間の世界に入り、人間を支配するようになったのです。
二、罪の結果(創世記3章7−13節) 罪を犯したその時、お互いに見たものは裸であることでした。互いに羞恥心を感じ、神のようになりたいという思いとは裏腹に、自分たちの弱さ、無価値、無力さを初めて悟ったのです。そして、その罪深さを恥じて神のみ顔を避け、互いに体を隠したのです。罪が深いほど、それを悟った時に羞恥心は深いのです。 ついに神との親密な信頼関係は破綻し、自分を神とする自己中心の生き方が残ったのです。罪の責任転嫁をすることによってアダムとエバの夫婦関係も対立してズレが生じ始めます。
三、罪の審判(創世記3章14−24節) アダムとエバの罪に対して、神はさばきを宣告されます。罪の結果、人類の死が宣告され、女は出産の時に苦しみ、男は汗を伴う労働の苦しみを与えられたのです。 そして神は、人間アダムとエバの罪のゆえに、誘惑者蛇と人間との間に敵意をおかれたのです。この時のアダムたちの罪は全人類に及びました。アダムは全人類の代表であり、彼の罪と罰とは、全人類の上にもたらされたのです(ローマ5章12節)。これを原罪と呼ぶ しかしあわれみ深い神は、救い主の訪れを予告してくださいました(15節)。原福音
こうして罪が全世界に広がっていきましたが、やがて罪からの救いが、イエス・キリストによって与えられるのです(ローマ6章23節)。
|