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わたしは、よい牧者です。よい牧者は羊のためにいのちを捨てます。 (ヨハネ10章11節)
I am the good shepherd. The good shepherd lays down his life for the sheep. ( John 10 : 11) 礼拝メッセージMP3
一、よい牧者は羊を守る。(ヨハネ10章11−13節) イエスは『わたしは、良い牧者です』と繰り返し語り、良い牧者は自分の命を捨てても羊を守ると強調されました。 雇い人は、狼が襲って来ると羊をおいて逃げるが、本当の持ち主、つまり、良い牧者は、自分の命を捨てても羊を守るのです。 このことによって、イエスは何を語ろうとしておられるのでしょう。それは、自分の利益のために民衆を食いものにしている政治家や宗教家を責め、彼らから、民衆を命をかけて守ろうと言われているのです。 そのために、自分の命を惜しまずに捨てる、と宣言されているのです。その意味で『わたしは、良い牧者です』と言われたのです。
二、良い牧者は羊を知る。(ヨハネ10章14、15節) 『わたしはわたしのものを知っています。また、わたしのものは、わたしを知っています』(14 節)『わたしのもの』とは、一般には民衆のことで霊的にはイエスに従う者たちのこと。イエスは彼らをよく知り、彼らもイエスを知っている。知るということは、ただ知識で知るだけではなく、人格的に知ることであり、信頼して(信じて)いることです。相手をありのまま受け入れ、ともに生きることなのです。 良い牧者は、自分の羊の状態をよく知っており、また羊のために自分を捨てることができるのです。それと同じように人々の問題をよく理解し、自分に従う者たちの苦悩をよく知っておられます。それに対応し、羊である人々もイエスがどのようなお方であるかをよく知っており心から信頼し従うのです。そこには、ともに知り、ともに信頼する関係があります。それこそ、良い牧者と羊の関係であると言うことができるのです。
三、良い牧者は羊を救う。(ヨハネ10章15−18節) 良い牧者は、自分の命を捨てて、羊を救う。イエスは、そのことを繰り返し語っておられます。イエスが『いのちを捨てる』と言われるには二重の意味があります。
第一は、羊を守るため自分の命を捨てることです。
第二は、十字架につけられて殺されることです。それによって、多くの魂が救うことができます。それは神のみこころであり、またイエス御自身の意志でもありました。 イエスはもう一つ重要なことを語っておられます。それは、囲いの中にいる羊だけではなく、囲いの外にいる羊も導かれることです。囲いの中にいる羊とはユダや民族のこと、囲いの外の羊とは異邦人のことです。 イエスはユダヤ民族だけではなく異邦人をも救いに導き『彼らは私の声に聞き従い、一つの群れ、一つの牧者となるのです』(16節)と言われます。つまり同じ神の民イスラエルとなるのです。 パウロは、その神の奥義をさらにはっきりと語ります。(ローマ11章25、26節) それは今、歴史の中で実現しています。
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