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『主は正しい者を飢えさせない』(箴言 10章3節) If you obey the LORD, you won't go hungry; if you are wicked, God won't let you have what you want. (Proverbs 10:3 CEV)
ソロモン王の死後、イスラエル王国は北と南に分裂します。エリヤは北イスラエル王国で活躍しました。
一、神とアハブ(1列王16章29−34節)
北王国はソロモン王の死後、政治的に混乱を深め衰退の一途をたどっていました。このような時に将軍オムリが七日天下の謀反人ジムリを死に追いつめて王権を継承、内紛や外からの侵略を食い止め、内政を強化し、国威を回復していきました。その子アハブは、父オムリの政策を継承し、イスラエルに一層の繁栄をもたらす王となったのです。
しかし、アハブがもたらしたイスラエルの政治的繁栄は、真の神への忠誠を無視したものでした。
アハブは、フェニキヤと通商ルートを開いたりダマスコの市場を確保するなど政治的努力をする過程で周辺諸国の偶像を積極的に取り入れ宗教的混交を促進したのです(㈵列王 16章32、33節)。
二、神とエリヤ(1列王 16章17章1−7節)
すでに、イスラエルの預言者はイゼベルに殺され(18章4節)エリヤは孤立した存在でした。エリヤにとって、神なき世界に生きるアハブに神のさばきのことばを伝えに行くことは、勇気のいることでした。しかし、エリヤは恐れることなく主のことばを伝えました。
神は、安全のためにエリヤをケリテ川のほとりに導き、奇跡的な方法で養われました。エリヤにとってこの出来事は『生きて働く神』を実感させる、さらに素晴らしい学びの時であったことでしょう。
三、神とやもめ(1列王17章8ー16節)
このように生ける神に信頼するエリヤは、ケリテ川での体験に強められながら、即座に神のことばに従い、ツァレファテの地へと向かいました。ツァレファテの町には、窮状にある一人のやもめがいました。干ばつも災いしたのでしょう。やもめは、息子とともに死ぬことを考えていたのです
エリヤは、神のみこころをやもめに伝えます。異邦人のやもめにとって、エリヤを通して言われたイスラエルの神のことばを信じることは、非常に困難を極めたものであったに違いありません。しかし、たとえ異邦人であり、従うことの難しい内容であっても語られた神のことばに信頼して従うならば祝福があることを彼女はこの出来事を通して学んだことでしょう。
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