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あわれみ深い人たちは幸いだ,その人たちはあわれみを受けるからだ。マタイ5:7

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走り寄る神
作者 kyokai   
2009/06/21 日曜日 06:46:23 JST

主を求めよ。お会いできる間に。近くにおられるうちに、呼び求めよ。……  ……  私たちの神に帰れ。豊かに赦して下さるから。(イザヤ55章6、7節)

Seek the LORD while he may befound: call on himwhile he is near.

Let him turn to the LORD , and he will have mercy on him,

and to our God, for he will freely pardon ( Isaiah 55 : 6~7 ) New International Version

 

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一、父の愛(ルカ15章11ー16節)

まず、イエスの語られた「放蕩息子」の例えから学びます。

ルカ15章11、12節を読みましょう。二人の息子のうち弟が、父に、当然のことのように財産の分け前を要求しました。ユダヤの律法に従って、いずれ弟息子にも父の財産が分配されます。けれど、父が元気なうちに、自分のほうから要求するとは、なんということでしょう。これでは父の遺産を『死ぬのが待ちきれませんから、今下さい』といっているのと同じです。しかし、父は、彼の要求を聞き入れて、弟息子に財産をわけてやりました。律法では父親が死んだ時、兄弟が二人の場合、兄は弟の二倍の分け前をもらうことになっていました。弟の分け前は兄の半分もらうことになっていました。(申命21章17節)生前贈与の場合は九分の二しかもらえませんでした。
 

こんな方法で親から与えられた財産が、有意義に使われるはずがありません。彼はその金を湯水のように使ってしまいました。13ー15を読みましょう。最後には、ユダヤ人が汚れた動物としている豚の世話に雇われ、そのえさを食べたいと思うほど飢えて、それさえも誰もくれないほど、落ちぶれてしまいました。

このようなどん底の苦しみを味わって、彼はやっと、自分が神と父とに対して大きな罪を犯したことに気づきました。
*カルビン曰く=『神認識があって初めて自己認識が与えられる』

第二、本心に帰った弟息子(17、19節)。

それで、今までの罪を心から悔いて、息子としてではなく、雇い人として働かせてもらうつもりで、家に戻る決心をしました。
*この『雇い人』とは季節労働者を意味し、同じ使用人の中でも常勤の「召使い」の
 次の最低の立場の者でした。


第三、走り寄る神(20−24)

ところが父は、疲れきった姿で家に向かって帰ってくる息子を、遠くに見つけた途端に、自分のほうから走って出迎え、彼を両腕にしっかりと抱きしめたのです(20節)。何と感動的な情景でしょうか。たぶん父は、息子が帰って来るのを、毎日神に祈りながら待ち続けていたのでしょう。そればかりではありません。罪を悔い改めた(21節) 彼を今までどうりに息子として受け入れ (22節)、盛大な祝宴を開いたのです(23、24節)。息子は初めて、息子を思う父の気持ちが理解できたのではないでしょうか。

この父のように、私たちの父なる神は、私たちを愛して下さって、私たちが御心にふさわしく成長することを願っておられます。

最終更新日 ( 2009/06/28 日曜日 14:28:10 JST )
 
不思議な命令
作者 kyokai   
2009/06/13 土曜日 12:47:18 JST

『勝利を得させてくださるのは、あなたがたの神、主である』
                          (申命記 20章4節)
For the LORD your God is the one who goes with you to fight for you against your enemies to give you victory."     ( Deuteronomy 20:4 ) New Internatiyonal Version

 

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一、不思議な命令(士師記 7章1−8節)

 ミデヤン人と戦う為にギデオンのもとに集まって来た者の数は、三万二千人にも達しました。
 ところが、いよいよ戦いが始まろうとした時、ギデオンに神から意外な命令がくだりました。それは『兵の人数が多すぎるから、減らすように』というものでした。

敵のミデヤン人の連合軍は13万5千人です。それに比べたら決して多すぎる数ではありません。それなのに減らせとおっしゃるのです。しかしギデオンはその命令を実行しました。『恐れ、おののく者はみな帰りなさい』ということばに、隊列から二万二千人が離れて行きました。

しかし主は、ギデオンやイスラエル人たちが目に見える自分たちの力を誇らないように刷る為に『さらに人数を減らすように』と言われたのです。それは、ギデオンにとっては試みでした。味方の数が多いことは目に見える実際的な力です。しかしギデオンは主に信頼しました。そして主が言われるようにして(4−7節) 残された者からさらに三百人を選んだのです。すると主はギデオンに『この三百人でイスラエルを救い、ミデヤン人をあなたの手に渡す』と約束を与えてくださいました。

二、不思議な夢(士師記 7章9−14節)

 その夜、主はギデオンとしもべのプルを敵の中に遣わしました。ミデヤン人の陣営は人とらくだで溢れており、数の上ではとてもたち打ちできないことは明らかでした。しかし天幕から漏れてくるミデヤン人同士の話を聞いた時、彼らがギデオンを恐れていることが分かりました (12、14節を読む)。主がすでに働かれていたのです。彼はその場で神をあがめ、感謝しました。

三、ギデオンの勝利(士師記 7章15ー25節)

 ミデヤンの陣営から帰ったギデオンは直ちに攻撃の命令を下しました。彼が兵士に持たせた武器は不思議なものでした。角笛と松明とからの壷です。ひとりひとりそれだけ持って、こっそりと敵陣に近づきました。

 真夜中、ギデオンは三隊に分けた味方の軍に合図しました。そして一斉に角笛を吹き鳴らし、壷を打ち砕き、松明をかざして『主の剣、ギデオンの剣だ』とときの声を挙げさせました。不意を突かれたミデヤン人の陣営は大混乱に陥り、同士打を起こし敗走したのです。

 このようにしてギデオンの作戦は見事に功を奏したのですが、大切な事は、主がこの戦いを戦ってくださったことです。聖書は『主は、陣営の全面にわたって、同士打ちが起こるようにされた』(22節) と述べています。思えばこの戦いでギデオンが主から受けた命令はどれも戦いの常識から考えれば愚かに思える不思議な命令でした。しかしギデオンは主を信頼してそれに従ったので、そのつど確証を与えられ、わずかな人数で勝利を得ることができたのです。

私たちもどんなに弱く小さな存在でも、真の神を信頼して歩んだ時に勝利の生活が送れるのです。

 

 

最終更新日 ( 2009/06/21 日曜日 21:15:20 JST )
 
臆病なギデオン
作者 kyokai   
2009/06/06 土曜日 09:42:29 JST

『主があなたといっしょにおられる』(士師記6章12節)(新改訳) 

The LORD is with you. mighty warrior." ( Judges 6 : 12 ) New International Version  

 

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 一、イスラエルの不信仰(士師記6章 1−24節)

 ヨシュアの死後、預言者サムエルが登場するまで、統一した指導者がいない時代が、おおよそ200年間続きました。

この時代、イスラエルの人々は繰り返しまことの神に背いたのでした。あるときは不信仰の結果、ミデヤン人に脅かされるようになりました。人々はミデヤン人の不法な略奪を恐れ、なすすべもないまま洞穴などに身を隠すのが精一杯の状態でした。

二、弱いギデオンが選ばれる(士師記6章11ー24節)

 マナセ部族のギデオンもまた、酒ぶねに身を隠して小麦を脱穀するという奇妙な形で身の安全を図っていました。そこに主の使いが現れ『勇士よ』(「大勇士よ」(文語訳)と呼びかけたのです。主の使いはギデオンに使命を与え、ギデオンはひたすらに証拠を求めます。

 後ほど6章36節以下でもギデオンはしるしを求めますが、これは、私たちがしるしを求めてもよいと勧められているわけではありません。神がギデオンに対して特別に忍耐強くあられたのです。今、私たちには完成された啓示の書である聖書があります。神は聖書を用いて私たちに語りかけてくださいます。あるいは、私たちは神の独り子イエス・キリストを知っています。

こうした啓示が完成された時代に生きている私たちと、旧約聖書すら完成していない時代のギデオンたちとでは、神の存在、みこころ、知恵、力などについて把握できる条件がまったく違っています。当時は、神が個々に語りかけて下さる必要があったのです。

しるしを求めることは『聖書に登場する人たちのしていることすべてが今の私たちの手本になるわけではない』ことの典型的な例です。ただギデオンに示された、神の忍耐強さとあわれみ、真実は、今の私たちにとっても、もちろん学び取れることです。

三、戦い始めるギデオン(士師記6章25ー40節)

 神はギデオンに、まず父の家にあるバアルの祭壇やアシュラ像を処分するようにお命じになりました。人々の目を恐れたギデオンは、夜中ひそかにではあるが、ともかくそれを実行しました
 朝になってからの父ヨアシュの立派な発言をみると、何故この父が偶像を飾っていたのか理解に苦しみますが、これが「シンクレテイズム(宗教混交)」の本質です。当初、父は (そして周囲の人々も) まことの神に背いて別の神を祭っているとは気づいていなかったと思われます。

神に強められたギデオンの勇気ある行動が、自分の家庭に宗教改革をもたらし、まことの神と偽りの神との区別に気づかせたのです。

最終更新日 ( 2009/06/11 木曜日 17:35:27 JST )
 
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