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ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。 (イザヤ9章6節) For to us a child is born, to us a son is given,( Isaiah 9 : 6 ) 礼拝メッセージMP3 一、救い主誕生の必要(イザヤ9章1−5節)
『地を見ると、見よ、苦難とやみ、苦悩の暗やみ、暗黒、追放された者』 と8章の終りにも書かれているように、イザヤの時代 BC700年頃は、近隣諸国の戦争、拡大するアッシリヤの勢力、また国内での政治の腐敗、社会での不正、さらにかびのようにはびこる偶像礼拝と、まるで闇の世界でしたユダヤ人も異邦人も光を必要としていました。暗黒を照らす光、滅びから勝利に導くいのちの光です。 現代に生きる私たちも、世界的飢餓、戦争、国と国との対立、国内に目を向ければ政治の腐敗、あまりにも多くの不正、殺人や自殺、様々な病に囲まれています。また新興宗教が盛んになって、多くの人々が惑わされています。どれもこれも、イザヤの時代とはあまり変わらない、いやむしろ、もっと深刻な状況になっています。 ユダヤ人にとっても、異邦人にとっても、そして現代に生きる私たちにとっても、救い主の誕生は何ものにも変えがたい、唯一の希望なのです。
二、救い主の誕生(イザヤ9章6節) さて、この暗黒の時代に一人の赤ちゃんが私たちの為に生まれる、と預言されました。 一人の男の子の誕生によってこの暗黒の世に光が与えられるという、本当に不思議な驚くべき知らせでした。この方は、権威をもち『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』と呼ばれます。 この方こそ、救い主(メシヤ)なのです。神ご自身がひとり子を遣わして、この世に真の救いの道を開いてくださるとの約束でした。ユダヤ人も、そして異邦人も、このひとり子を通して、罪から救われるのです。
三、救い主の本質(イザヤ9章6、7節、ミカ5章2節) イザヤによって預言された救い主は、素晴らしい名で呼ばれています。イザヤ9章6節を読みましょう。 この名は救い主であるお方の本質を表しています。『不思議な助言者』とは、この世で唯一の、真に不思議なことをなしてくださる全能の方が助言者となってくださるという意味です。 また『力ある神』とは、全てを支配し、全てを導き、全てを造られる不可能ない神ということです。次に示された『永遠の父』とは、永遠から永遠までを支配され、初めであり終りであり、すべてのものの源である父なる神という意味です。 この方はまた『平和の君』と呼ばれ、この世の争いや暗黒、苦難や苦悩の原因である罪を取り除き、神と人とを結び、その交わりを回復してくださるのです。 その方の主権はいよいよ力強くなり、その平和も永遠に続きます。神の国の実現と支配が、一人の男の子の誕生によって到来するという知らせは、当時の人々にとっても、大いなる喜びとなり、希望となり、励ましとなったことでしょう。 人々は、この預言の成就をどんなにか待ちこがれたことでしょう。 ところで、イザヤと同じ頃に、ミカという預言者が、救い主はイスラエルの支配者としてベツレヘムで生まれることを預言しています。 そして、マタイ2章5、6節、ルカ 2章4−7節にあるように、その通りに成就しているのです。神が救いの計画を、永遠の時間の中で、神の愛のゆえに進めて下さっていたのです。 今では、すでにキリストの誕生と十字架、そして復活によって救いが完成され、そして備えられているのです。何という恵みでしょうか。
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